受診について
Q:時間指定の予約はできますか?
A:一般の診療では時間指定の予約はお受けしておりません。
補聴器外来と木曜日の午前中のみ時間指定可能です。
ご要望が多い時間指定は患者さん個々人に対して必要な処置、説明に要する時間など、診療に要する時間がその都度変わってきますので、ご希望の時間に対応ができない状況が多く発生すると予想され、お約束の診察時間を守れない可能性がしばしば発生するものと思われます。
お呼び出しシステムのご利用をお勧めいたします。
木曜日を時間指定にさせて頂いているのは主に手術や時間おかかる治療のために、一定の時間枠を確保するために行なっています。
Q:幼い子どもを連れての受診は大丈夫ですか?
A:大丈夫です。
処置などの都合でお子さんがお一人になられる場合が出てくるかも知れませんが、その際は責任を持ってお子様をお預かりいたします。
Q:熱があっても受診できますか?
A:大丈夫です。発熱や感染性の高い疾患が疑われ得ると判断された患者さん専用の待合室を準備しております。この待合室は特殊な換気装置を設置し、複数組の方が同席することなくお待ちいただけるようにしています。また一組の患者さんが終了するたびに徹底的に消毒しております。
Q:お耳掃除だけでも受診できますか?
A:お子様はもちろん大人の方でも丁寧にお掃除させていただきますのでご依頼ください。健康保険でお掃除できます。
Q:待ち時間はどれくらいですか?
A:待ち時間はその日の受診者数や治療内容によって変化します。体調の悪い状態で長時間待たされるのは本当に大変だと思います。また、退屈したお子様をなだめるのも大変です。2度目以降の受診の方には、診察券番号( ID)を使って院外でお呼び出しをお待ちいただけるお呼び出しシステムのご利用をお勧めします。初めての受診の方に対してはなるべくお待たせしない様ご対応させていただきます。
体調によっては、院長の判断で診察の順番が前後する場合もございますのでご了承ください。
Q:駐車場はありますか?
A:1Fが駐車場になっています。一部屋根付きになっていますので雨の日も濡れずに受診できます。
Q:車椅子で受診できますか?
A:大丈夫です。
クリニックは2Fになっていますが、エレベーターをご利用いただけます。ストレッチャーにも対応しています。
お手伝いが必要な方はご遠慮なくお申し付け下さい。
Q:受診の際はマスクが必要ですか?
A乳幼児さんを除いてはマスク着用をお願いしています。医療機関ですので体力、免疫が低下した方がおられることが予想されます。感染症対策はまだまだ油断できない状況です。当院ではご来院時の手指消毒、体温測定を継続しております。
マスク着用が困難な方に関しては別室の待合室でお待ちいただく場合もございます。
補聴器について
Q:補聴器をしてもきこえは悪くなりませんか?
A:補聴器の専門家が聴力に合わせて調整した補聴器であれば聞こえを悪くすることはありません。
Q:補聴器は両耳つけた方が良いですか?
A:両耳装用することによって雑音下での聞き取りや方向感が改善します。しかし難聴の程度や状態によりますのでまずは医師や補聴器の専門家に相談してください。
Q:いつ頃から補聴器を使い始めたら良いですか?
A:「聞き返しが多い」「声が大きい」「テレビのボリュームが大きい」など周りから指摘されるようになったら難聴のサインかもしれません。高齢になればなるほど、補聴器の取り扱いが難しくなる傾向があるので早めの装用をすすめます。
Q:集音器より補聴器の値段が高いのはなぜですか?
A:補聴器は医療機器としての承認があるものになり効果や安全性など厳しい基準のもと品質管理がされています。一方、集音器はこのような基準がないため「聞き取りを改善する」といった効果や安全性をうたうことはできません。補聴器は医療機器として必要な性能・品質・安全性を確保するために大きな力を注いでいることも価格に影響しているのかもしれません。
Q:値段の高い補聴器と安い補聴器の違いは何ですか?
A:補聴器の価格は性能や形状によって変わります。価格が高くなるほど環境に合わせ自動的に音質を変えたり無線機能や充電機能などの便利な機能がつきます。しかし、聞こえ方に関しては個人の聞き取る能力や使い方の習熟度、失聴期間によって変わりますので高価な補聴器が必ずしも聞こえを良くするとは限りません。
Q:補聴器購入は健康保険の対象になりますか?
A:補聴器は対象になっていません
Q:補聴器は医療費控除の対象になりますか?
A:2018年から医療費控除の対象となりました。以下の手順に従って申請してください。
1.「補聴器相談医」の資格を有する耳鼻咽喉科医療機関を受診し必要な問診・検査を受けます。
2.補聴器相談医が「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」を作成します。
3.「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」を持って病院に紹介してもらった認定補聴器専門店へ行きます。
4.補聴器購入後、販売店から「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」の写しと領収書を受け取り、当該年度の確定申告における医療費控除対象として申請します。
5.税務署から求められた場合は、「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」の写しと領収書の提出が必要となりますので大切に保管しておいてください。
お薬について
Q:抗生剤を長く飲んでも大丈夫ですか?
A:抗生物質は細菌感染症に対して使用するお薬です。原因となっている細菌の種類によってお薬の種類を選択します。必要最小限の使用が原則です。それぞれの疾患に対して治療ガイドラインが作成されていることも多く、薬剤耐性菌の発生を抑制する工夫もされています。
Q:抗アレルギー剤を長く服用しても大丈夫ですか?
A:アレルギー治療の原則はアレルギーの原因物質が体内に入らない様対策を行うことです。その対策が十分できればお薬を服用せずに済むことが期待できます。
Q:こどもに1日2回しかお薬を飲ますことができないのですが、1日3回のお薬を2回だけ与えても大丈夫ですか?
A:保育園等でお昼に服用できないなどお困りなのだと思います。お薬は開発から販売までの間に治療効果や安全性を確認するため多くの臨床テストを繰り返し、発売後も副作用調査を行なってその服用方法が確立されます。その中で規定されている服用量や服用回数を逸脱した使用方法では安全性、治療効果は保証されません。また重大な副作用が発生した場合も保証されません。種類は限定されてしまいますが、1日2回の服用方法が認められているお薬もありますのでご相談ください。
病気や治療について
Q:副鼻腔炎の時に激しいスポーツをして良いですか?
A:頭痛や膿汁の様な鼻水の症状を伴う様な症状があるときは運動を控えて過ごされた方が良いと思います。症状が落ち着いてきたら再開可能と思いますが、ご来院いただいた上で判断させていただいた方が良いと思います。
Q:舌下免疫療法は何日間が空いたらやり直しになりますか。
A:舌下免疫療法のスケジュールは最初に段階を踏んで服用成分を増やしてゆく「増量期間」と、その後一定量を持続してゆく「維持日間」に分かれます。「増量期間」に1週間以上のブランクができた場合は安全のため最初からやり直します。「維持期間」になってからのブランクについては、2週間以上の場合は低容量からやり直した方が安全だと思います。
Q:CPAPをすると睡眠児無呼吸は治りますか?
A:睡眠時無呼吸症候群の原因は肥満や扁桃肥大、慢性鼻疾患など様々です。また、原因不明の場合もあります。原因を問わずCPAPを利用してその効果が確認された場合は治療継続をお勧めします。原因が解消された場合は検査を行なってCPAPが終了できるレベルになっているかを確認の上終了の判断をします。
Q:いびき、無呼吸の治療法はどんなものがありますか?
A:いびきをかいていると旅行に出かけた時の同室者への影響、ベッドパートナーの睡眠の妨げなど、ご自身の健康以外にも気になる症状だと思います。まずはその程度や原因、無呼吸の合併など判明すればそれに対する治療を行うことで改善が期待できます。またダイエットや睡眠時の姿勢で改善できる場合があります。
Q:レーザー手術は予約すればすぐにできますか?
A:お鼻のレーザー手術はアレルギー性鼻炎を対象とした治療方法ですので、まずはアレルギー性鼻炎であることの確認が必要です。血液検査を実施する必要性があります。また、症状や経過、治療歴をお伺いした上で実施します。合併症や常用薬などで問題がないことを確認し必要と判断すれば木曜日の午前中に手術を実施しています。
治療費用について
Q:治療にかかる費用はどうやって決めているのですか?
A: 保険医療機関における診療の費用は国によって細かく定められており、医療機関が独自で設定できません。検査、処置、お薬、手術料等も料金は規定されており、どの様な疾患にどの様な検査や処置ができるか。月に何回まで検査ができるのかなどまで規定があります。
またそれらの規定が正しく守られているかを毎月保険検査期間に報告しチェックを受けなくてはなりません。規定違反があれば診療料を患者さんへお返ししなくてはなりません。
これらの規定も見直しが繰り返され2年に1度改定されます。
同じ検査や治療に要する費用はどこの医療機関でも同じになります。
また分娩や美容整形など自費で診療している医療機関では、料金は医療機関が決定します。
Q:アレルギーの検査費用はどれくらいになりますか?
A: 当院ではアレルギーの原因を調べる検査として2つのパターンの検査を実施しています。
- 41項目の固定項目の検査 ➡︎ 5,000円程度(3割負担の場合 検査料のみ)
- 項目を選択しての検査 ➡︎ 330円程度(3割負担の場合 1項目の検査料のみ)
*検査項目や実施方法等はこちらでご確認ください。
Q:アレルギーのレーザー手術費用はどれくらいになりますか?
A: 9.000円程度(3割負担の場合 手術料のみ)
*両方のお鼻の手術料金です。
*麻酔費用を含みます。
Q:睡眠時無呼吸症候群の検査費用はどのくらいかかりますか?
A:睡眠時無呼吸症候群の検査としては、2段階の検査を実施しています。
- 簡易検査 ➡︎ 3,000円程度(3割負担の場合 検査料のみ)
- 精密検査 ➡︎ 11,000円程度(3割負担の場合 検査料のみ)
*検査実施方法等はこちらでご確認ください。
Q:舌下免疫療法のお薬代はどのくらいかかりますか?
A:お薬の費用は薬局でお支払い頂く費用になりますが月々の薬剤料のみでは以下のようになります。
- ダニアレルギー治療 ➡︎ 3,000円程度(3割負担の場合 30日分)
- スギ花粉症治療薬 ➡︎ 2,000円程度(3割負担の場合 30日分)
- ダニアレルギー + スギ花粉症 ➡︎ 4,000円程度(3割負担の場合 30日分)