過去10年で最多に匹敵する大量飛散か?
来年2025年春の花粉飛散量は、西日本や北陸、関東北部で2024年を大きく上回る予想で、ほとんどの地域で平年(2015〜2024年の平均飛散量)と比べても多くなる見込みです。中でも西日本では、平年比で200%を超える地域もあり、過去10年で最多に匹敵する大量飛散になるとみています。(ウェザーニュース)
花粉の飛散量は、前年春の飛散量・前年夏の気象条件の2つが大きく影響します。気温が高く、日照時間の多い夏は、花芽が多く形成され、翌春の飛散量は多くなる傾向があります。今年の夏は猛暑だったことが影響し、2025年春の飛散量は広い範囲で例年より多くなるでしょう。2025年春の花粉飛散量は、例年(過去10年の平均)に比べて、九州から北海道にかけてのほとんどの地域で多く、四国・中国・近畿は非常に多い所もあるでしょう。東北北部は例年並みか少ない見込みです。(日本気象協会)