施設基準に関する記載
医療DX推進体制整整備に関して
[施設基準を満たす取り組み]
(1)オンライン請求を行なっています。
(2)オンライン資格確認を行う体制を有しています。
(3)医師が、電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診療を行う診察室、手術室又は処置室等において、閲覧又は活用できる体制を有しています。
(4)電子処方箋を発行する体制に関しては準備中でベンダーのご対応を待っている状態です。
(5)電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制を準備中で情報機器ベンダーのご対応を待っている状態です。
(6)マイナンバーカードの健康保険証利用の使用について、使用推進に努めています。
■診療報酬点数医療情報取得加算
当院ではオンライン資格確認を行う体制を整え、患者さんに対して受診歴、処方薬剤情報、特定健診情報などを活用して診療を行なっています。
これら国の定める施設基準を満たしていることに対して以下の加算が算定されています。
初診時
マイナ保険証利用なし:3点(月1回)
マイナ保険証利用あり:1点(月1回)
再診時
マイナ保険証利用なし:2点(3ヶ月1回)
マイナ保険証利用あり:1点(3ヶ月1回)
※1点10円
■医療DX推進体制整備加算
初診時:8点 (月1回)
ご協力のお願い
マイナ保険証や電子処方箋の利用で診療情報を取得・活用することにより、
質の高い医療の提供に努めてまいりますので、ご協力をお願いいたします。
■一般名処方加算
後発医薬品の使用促進を図るとともに、医療品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
一般名処方について、ご不明点などありましたら診察時に医師までご相談ください。
■明細書発行体制等加算
当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、
領収証の発行の際に、 個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しています。
明細書の発行を希望されない方は受付にてその旨お申し出ください。
院内感染対策について
1.院内感染対策に係る体制
当院では、院長を「院内感染管理者」と定め、「感染防止対策部門」を設置し、診療所全体で感染対策に取り組んでいます。
当院は、感染症を疑う症状を有する患者と一般患者との来院、入室ルートの分離を図る構造を有した設計になており極力接触の機会を減らす努力をしています。感染症を疑う患者専用の待合室、専用トイレを設け、同室の換気、消毒を徹底しています。
2.院内感染対策の業務内容
当院では、全ての職員が遵守する「感染防止対策業務指針」及び「手順書」を定め、標準予防策や感染経路別予防策等に基づき、当院職員の手洗いや消毒、状況に応じた感染予防を実施するため、防護服等の着脱など有事の際の訓練を実施しています。
3.職員教育
全職員に対し、年2回院内研修を実施し、感染防止に対する知識の向上を図っています。
4.抗菌薬の適正使用
抗菌薬を投与することにより、患者さまの状態改善を図ることができても、薬剤耐性菌が発生したり、抗菌薬の副作用が生じたりすることがあります。
このため、当院では、薬・量・期間・投与ルートの選択を適切に行うことにより抗菌薬の適正使用を実施しています。
5.感染対策連携
当院では「外来感染対策向上加算」を算定しており、佐賀県、市医師会、佐賀大学医学部、県立医療センター好生館などと感染対策連携をとっています。
これら国の定める施設基準を満たしていることに対して以下の加算が算定されています。
■外来感染対策向上加算
外来診療時の感染防止対策に係る 外来感染対策向上加算(6点)を月に1回算定
■外来感染対策向上加算
発熱その他感染症を疑わせる症状を呈する症例に対して適切な感染防止対策を講じて診療を行った場合、発熱患者等対応加算(20点)を月に1回算定