急性副鼻腔炎
お鼻の近くにある副鼻腔という空洞に急におこった炎症があります
【どんな病気?】
きっかけは風邪ひきの事が多いです。
風邪の場合は鼻腔の炎症で終わってしまいます。
鼻腔の炎症が副鼻腔に広がると症状がしつこく出たり、ひどく出たりします。
症状はお鼻が出たり、詰まったりするお鼻の症状、お鼻がのどに流れて咳が出たり、咳払いを 繰り返したりする症状が出たりします。お鼻の中で嫌な臭いがすることもあります。
【診断方法】
レントゲンを撮ると副鼻腔を見ることができます。*妊娠中のレントゲン検査
【治療方法】
治療はお鼻の吸入の治療(ネブライザーと言います)と飲み薬の治療を組み合わせて行います。
急性の炎症ですが治療に日にちがかかることが多いです。何週間かかかると思います。また、症状がなくなったからといって完治しているとは限りません。急性副鼻腔炎は症状がとれた時点では副鼻腔には炎症がくすぶっていることが非常に多いです。症状がとれてしまったからといって油断はできません。症状がなくお鼻の中の状態が問題ないという状況がしばらく維持できることを確認した後にレントゲンを撮影する等して治療終了の判断を行います。治療終了を告げられるまではしっかり治療を続けてください。
痛みや発熱等の強い症状がある場合は初めに切れのいい薬で炎症を抑えます。症状が改善し始めたら穏やかな薬に変更し、これをしばらく継続して行くことになります。
治療が必要なかたには、治療に関してまとめたプリントをお渡ししますので、読んでみてください。お尋ねされたいことがございましたら、も院長へお尋ねになってみてください。
副鼻腔炎のお子様で治療薬に クラリス、クラリシッド、クラリスロマイシンドライシロップを処方されてお子様が飲んでくださらない時はこちら。