インターーネットでも色々書かれていますが、当院のスタッフで色々試しのみを下結果をお知らせします。
クリニックのスタッフが考えた
クラリスロマイシン ドライシロップは後味が苦くお子様には辛い服薬になります。
一旦服薬を嫌がるようになると、治療が困難になるケースがあります。
『 クラリスロマイシンDSの服用方法 』
クラリスロマイシンが処方された場合は 長期間服用 することもあるお薬です。
クラリスロマイシンに変わるお薬はなく服用を嫌がるとなかなか治療が進みません。
クラリスロマイシンは薬の表面をコーティングされているため口に入れた瞬間はバナナ味みたいでとても甘く感じます。
しかしコーティングが溶けると口の中に苦味が広がり服用後も苦味が残ります。
そこでクラリスロマイシンが苦いと訴え服用できない小児の患者様のために
何に混ぜると少しでも苦味を感じず服用できるかを考えてみました。
【 用意したもの 】
オレンジジュース・コーヒー牛乳・牛乳・練乳・水・ココアの粉末
アイスクリーム( バニラ、チョコ、ストロベリー、オレンジ、エスプレッソバニラ、チョコミント、抹茶 )
【 服用方法 】
それぞれスプーン1杯の量にクラリスロマイシンを少量ずつかける。
ココアの場合は1:1の割合で混ぜる。
【 結果 】
1番苦味を少なく感じたのはアイス(全般)でした。
その他にも練乳や牛乳も効果的でした。
水に溶かしたクラリスロマイシンも少量の水に溶かしてすぐに飲むとそんなに苦味を感じず服用できました。
オレンジジュースやコーヒー牛乳は逆に苦味を増してしまいオススメできません。
ココアは口に入れた直後は一瞬甘く感じますがそれよりクラリスロマイシンの苦味の方が強く感じてしまいました。
クラリスロマイシンを服用する時の注意点
クラリスロマイシンを服用する時はコーティングが溶ける前に服用すること。
服用後は口の中に薬が残らないように口をゆすいだり、飲み物を飲んだりすること。
水で服用できるようであれば、混ぜたりするよりも水で服用した方がいい。
( 混ぜたものが嫌いにならないように )