秋の花粉症 ブタクサ・ヨモギ花粉症
秋にも花粉症シーズンがあります。
原因となる代表的な植物には「ブタクサ」と「ヨモギ」があります。他にも原因植物はありますが、当院では基本的に個別の植物は調べずにブタクサ、ヨモギ、フランスギク、タンポポ (属)、アキノキリンソウをまとめたものを検査し、秋の花粉症があるかどうかを調べています。
代表的な植物をご紹介します。
ヨモギ
- キク科 多年草
- 原産地 日本、北半球
- 草丈 60~1メートル20センチ前後
- 花期 9~10月
- 花色 淡い紫褐色でブタクサに比べ地味な感じ
- 葉の形が優しい感じの丸まったギザギザ
- 茎は色が白っぽくうぶげ毛がある
- 葉の裏も色が白っぽくうぶ毛が生えている(ブタクサにはうぶ毛がない)
- 香りがよもぎ独特のさわやかな匂いがする(ブタクサには香りがない)
- 群生しやすい
ブタクサ
- キク科 一年草
- 原産地 北米大陸
- 草丈は30~100cmで
- 葉は2~3枚に裂けています(よもぎの葉に形は似ていますが裏の白っぽい産毛がありません。揉んで見ても香りません)
- 花期 夏の終わりから10月
- 花 2~3mmの黄色い花が集まった房をつけます(セイタカアワダチソウと似た色)
- よもぎのような独特の香りはない