佐賀県の新型コロナウイルス感染症検査促進事業
「ワクチン・検査パッケージ制度」は、感染拡大を防止しながら、日常生活や社会経済活動を維持できるように、ワクチン接種証明や検査の陰性証明などを活用することで感染リスクを低減させ、感染拡大状況の中でも飲食、イベント参加、旅行などの制限をなくしてゆこうという制度です。
PCR検査等無料化事業について
1. ワクチン検査パッケージ・対象者全員検査等定着促進事業(令和4年8月31日まで)
2. 感染拡大傾向時の一般検査事業(令和4年7月31日まで)
1.も2.も無料で検査を受けることができるのは同じですが、その「対象」と「実施期間」が違います。
1.は国が定めた期間に感染拡大等とは無関係に計画実施される制度です。
イベント・旅行等の活動の際に検査が必要な場面で利用可能です。
2.は県知事の判断で、感染が急拡大している時などに県知事の判断で一定の期間実施されます。対象者は佐賀県在住で、無症状の方。ワクチン接種の有無にかかわらず、感染に不安を持っておられる方が対象です。
いずれも、感染リスクを低下させ、経済活動を維持するための対策です。
以下の表は県のHPからです。
佐賀県の新型コロナウイルス感染症検査促進事業について
現在佐賀県内で実施中の「県の新型コロナウイルス感染症検査促進事業」について具体的にご説明します。
ワクチン・検査パッケージ制度とは
お食事やイベント参加の際に、入店者・入場者等、利用者のワクチン接種歴又は検査結果の陰性のいずれかを確認することにより、感染リスクを低減させ、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置等において課される様々な行動制限を緩和するものです。
「ワクチン・検査パッケージ制度」で必要となる検査(PCR検査等、抗原定性検査)が無料となります。
検査対象者
1.ワクチン・検査パッケージ等定着促進事業(令和4年8月31日まで)
原則、抗原定性検査となります。
※発熱などの症状がないこと(無症状者)
※佐賀県にお住まいの方(住民票が佐賀県になくても佐賀県在住であることが分かるものがあれば大丈夫です)
飲食、イベント、旅行、帰省等の社会経済活動を行うにあたり、必要であること
(ワクチン3回接種者でも、旅行やイベントの主催者から求めがあれば対象)
概要・日付等が分かる予約票等の提示又は申立書の提出が必要です
※有効期間はPCR検査は採取日+3日、抗原定性検査は採取日+1日です。
※県外の方でも対象となります。
※個人的な社会経済活動を行うにあたり、証明が必要な場合を対象にしたものです。
勤務先や学校等からの求めによる検査は無料検査の対象とはなりません。
※新型コロナウイルス感染既往がある方でも対象となります。
2.感染拡大傾向時の一般検査事業(令和4年7月31日まで)
- 佐賀県にお住まいの方
- 無症状の方
- 感染に不安を感じておられる方
※ワクチンを接種しておられる方も対象となります。
クリニックへの検査の申込み 各検査実施可能な件数に限りがあります
平日の検査(院内)と日曜、祝日の検査(屋外)で受付方法が異なりますのでご注意ください。
平日の検査
- メールでのご報告は応じかねますのでご了承ください。
- 身分証明書等のご提示が必要です。
ご来院前にご連絡(0952-24-8010)いただけるとスムーズに検査を受けられます。
申込書に必要事項を記入してお持ちください。必ずしも両面印刷である必要はありません。
日曜、祝日の検査(検査の種類によっては予約が必要です)
PCR検査:前日までに予約をお願いします。
抗原検査:予約は不要です。
検査の種類
- PCR検査:鼻咽腔ぬぐい液を採取し、院内で検査します。唾液での検査は行いません。
- 抗原定性検査:鼻咽腔ぬぐい液を採取し、院内で検査します。
【検査の種類とその対象者】PCR実施可能人数が少数であるため、下記をご参考にご協力をお願いします。
PCR検査優先者
- 基礎疾患を持った人と会う予定がある
- 基礎疾患を持っている
- 病院等での面会で、入院先や入所先からPCR検査を求められている
- 施設入所のため
- その他
抗原検査対象者
- 上記PCR項目に該当しない方
- 症状がなく、濃厚接触の可能性がなく、感染爆発地域への往来がない方
- PCRが必要な理由が不明な職場からの指示を受けたなどの場合は抗原検査でお願いします。
検査結果が判明するまでの時間
PCR検査:最短で1時間程度ですが、検査の順番待ちの状況により、かなり変動することが予想されます。結果報告のお渡しが翌日になる場合もあります。
*当院では感染疑いの方や濃厚接触の疑いのある患者さんに対しての行政検査も実施していますので、場合によっては、そのような対象者の検査を優先させて頂く場合があります。
抗原検査;15分程度ですが、検査の順番待ちの状況により、変動します。
検査結果の通知
・結果通知書を受領(紙・メール等)
メールでの結果報告をご希望の場合は、大文字小文字、数字など正確なアドレスをお伝えください。
検査結果の有効期限
- PCR検査等の場合 検体採取⽇+3⽇まで
- 抗原定性検査の場合 検体採取⽇+1⽇まで
結果が陽性であった場合
当院は県の指定を受けた「診療・検査医療機関」ですので、陽性であれば診断は確定し、他の医療機関での再検査を受ける必要はありません。受検者に結果をお知らせした後、当院から居住地の地保健福祉事務所(保健所)に報告いたします。
保健所から連絡がありますので、その指示に従ってください。
結果が陰性であった場合
検査結果が陰性の場合でも感染を完全に否定できるものではありません。ただ、検査を実施した時点での体内のウイルス量が非常に少ない状態であるとは言えますので、国は本制度における検査項目を設定しています。また検査上一定数の偽陰性が発生するとも言われています。検査の結果が陰性であった場合でも、感染している可能性を否定しているものではないので、引き続き感染予防策(3密回避、マスク着用、手指消毒、換気等)を徹底して下さい。