インフルエンザ治療薬の予防としての使用について
【予防効果のある薬】
家族に高齢者がいたり、受験生がいるなどの理由で家庭内感染を防ぎたい事情がある場合は、医師に相談して、インフルエンザの治療薬を「予防投与」してもらう方法があります。インフルエンザの治療の「タミフル」「リレンザ」「イナビル」の3種類には、インフルエンザの予防目的に使うことが認められています。
【予防投与の対象】
「原則として、インフルエンザウイルス感染症を発症している患者の同居家族又は共同生活者である高齢者(65歳以上)、慢性心疾患患者、代謝性疾患患者(糖尿病等)、腎機能障害患者を対象とする。となっています。」とされていますが、最終的には医師の判断で処方を行います。
【予防としての費用】
予防としての使用ですので、ワクチンと同様、保険は使えず全額自己負担となります。